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M-INT導入事例

​(お客様の声)

オンラインで紹介状を事前確認可能に

「患者・スタッフ双方に高い”タイムパフォーマンス”実現」

患者満足度向上で口コミ高評価も増加

 
パイナクリニック祐天寺様(東京都目黒区)の事例

今回は、パイナクリニック祐天寺(東京都目黒区)の事務長・富松工様より、”事務長・医療事務目線”でのM-INTの使用感についてお話を伺いました。

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パイナクリニック祐天寺(向かって左が富松院長、右が富松事務長)

課題・ニーズ

・スタッフ・患者様両方の「タイパ」を上げたい

・患者様の満足度を向上させたい

・突発的な紹介患者の発生による診療の遅れをなんとかしたい

・検査紹介(特に初診)は作成書類や準備が多いにも関わらず、紹介情報が事前に共有されないため事前準備ができずロスが多かった

・従来の紙ベースの患者紹介時、必要な患者情報が足りず紹介元に電話等で何度も問い合わせをする必要があった


 

効果

・患者・スタッフ双方に圧倒的な「タイパ」向上を実現、それにより医師、スタッフの心理的余裕の確保

・検査前の事前準備が出来るため無駄がなく、声掛けの質が高い

・患者の荷物の負担、書類紛失防止の安心感

・患者の待ち時間が大幅に削減され対応もスムーズに効率化されたことで患者満足度に貢献、クリニックへの評価も高まった

課題とM-INT導入の背景ー「より患者さんと向き合うために」ロスや余計な作業は省いていきたい

パイナクリニック祐天寺は2022年に東京都目黒区にて開業。

大学病院やがん専門病院での臨床経験も豊富な女性医師(院長)による内科クリニックです。

特に、院長が「(研修医時代に)これは上達のしがいある」と魅せられ、以降研鑚を続ける内視鏡診療をメインに内科疾患を幅広く対応しています。

富松事務長は、これまで訪問看護ステーションの立ち上げから事務長職、外来・在宅訪問医療を担う診療所での医療事務等を経験し、「患者さんにもっと向き合える、患者様ファースト」のクリニックを目指し、同院の経営や運営を支えてきました。

開業した当初、率直に感じたのは「医療業界はまだまだマンパワーがいる」(富松事務長)こと。

「予約(優先)制にするなど患者様一人一人に向き合える配慮をして開業したものの、想定より多くのことに時間やコスト、”手”がかかる印象でした。開業初期は特に医師も事務も人員が限られています。様々な年齢や背景・重症度の違う患者さんへの臨機応変な対応、多くの書類作成、検査準備、電話応対等に医療従事者が”手や体を動かす”機会がまだまだ多い印象です。突発事例が発生すると外来がストップし、診療の遅れが出ることも課題でした。現場スタッフが効率的に働けるための対策が必要だと感じていました」(富松事務長)

特に医療事務の作業範囲は内容も多岐にわたり、その対応が患者様の満足度、ひいてはクリニックの評判に大きく影響していきます。

 

臨機応変でありながら「丁寧さ・正確さ・スピーディさ」が常に求められているといいます。

 

M-INT導入の決め手ー「紹介受け入れの負担を大幅改善したい」

2023年のM-INT導入当時は「電子処方箋や電子診療情報提供書など医療現場でもDXが進んできた時期。院内業務効率化のために様々なDXツールを調べていたところでした。普段から患者紹介のやり取りの多いクリニックさんが、M-INT導入済みだったこともあり(導入を)決めました」(富松事務長)

中でも特に、「従来業務で特に負担に感じていた箇所」(富松事務長)である患者紹介業務が大きく効率化するところが医療事務としても魅力だったといいます。

患者紹介業務は、突然の紹介で患者の順番が入れ替わったり診察の遅れが出るなど時間的ロスや待ち時間が発生しやすい業務。

特に同院は医師一人体制であり、内視鏡をはじめとした検査紹介も多いことから、「いかに事前に紹介患者様の情報を把握し、足りない情報があれば紹介元に確認連絡、少なくない必須書類の事前作成、そして検査準備を万全にした状態で初診日を迎えられるか、は効率的で満足度の高い医療提供の鍵になります。M-INTさんには期待していました」(富松事務長)

導入による効果ーM-INTで紹介状を患者来訪前に確認、事前準備で効率的・効果的に医療提供が可能に、スタッフ・患者双方に大きなメリット

◾️紹介案件をM-INTで患者来訪前に確認、前もって準備ができ”初診時の”「時間効率・患者様対応の質が大幅に向上」

前述の通り、内視鏡診療を看板にしている同院。

「M-INT導入以前は、紹介状を持参した患者様が来院してから『はじめまして』とまっさらな状態から問診を開始していました。もちろん検査準備などはそこからの開始となり、患者様が紹介状を忘れたりすると何も処置できないままお帰り頂かなくてはなりません」(富松事務長)

一方M-INTでは、患者紹介が発生すると患者の来院を待つことなく即日オンラインで該当の情報を照会できます。

「共有された診療情報提供書をすぐさまオンライン確認し、事務は必要書類を揃えます。看護師も来院予定日や検査内容を把握しながら落ち着いて正確に準備ができるため、スタッフのミスも防げるように。医師も事前に症状や患者様情報を把握した上で問診を開始できるためより深ぼった問診ができ、結果として患者様も『自分のことをちゃんとわかってくれている』という安心感、信頼感をもってスムーズに受診してくださっています」(富松事務長)

 

◾️事前準備が可能になったことで無駄が減少、スタッフの心理的余裕を確保しより質の高い医療提供へ

「事前に紹介患者の情報を確認でき、それによって無駄なく正確な準備ができるようになると、初診であっても患者様の待ち時間が大幅に減少するようになりました。加えて、検査内容などを事前把握しているため予約として押さえておくべき時間枠にも悩まなくて済むように。その分外来診療に柔軟に対応できるようになっています」(富松事務長)

「しっかり準備しておける」環境がスタッフの心理的余裕を生み、質の高い声掛けが院内で自然と行われるようになってきたと言います。

 

その結果、さらに現場の効率が上がり、患者の待ち時間が少なく、質の高い医療提供が可能になってきた、とのこと。

一般的に、診療所の「待ち時間の長さ」は口コミ評価にも大きな影響を持ち、クリニック経営の課題の一つにもなっています。

スタッフはその心理的プレッシャーを常に感じながら日々業務を行っており、患者紹介のような突発事例が発生するとミスにつながる恐れも。

実際にパイナクリニック祐天寺では、GoogleやCalooなどの口コミサイトで「スタッフの応対の良さ」や「待ち時間の少なさ」「スムーズな診療」など高い評価が増え、「M-INTで業務効率化が実現したことで、少ない人員でも待ち時間が少なく”タイパの高い”医療を提供できるようになり、口コミ高評価や時間単価などクリニック経営の視点からも大きく向上しています」(富松事務長)

◾️保管管理の楽さ、「書類待ち」がいらないスムーズな会計、事務スタッフの意識向上にも

他にも以下のようなメリットが挙げられました。

 

①保管が楽  

・過去分の見直しや参照がとても簡単で、PCがあればどこでも情報が取り出せるようになった

②紛失や持参忘れの恐れ不要 

・過去、患者が紹介状を忘れた場合「せっかく来られても何もできない」ということもあったが解消された

・クラウド上に情報が保管されているため紛失の恐れがない安心感も

③書類待ちがいらないスムーズな会計

・他院へ紹介の際、会計時に診療情報提供書が完成していないと会計コストに加算できず、患者の待ち時間増加の原因になっていた

・M-INTであれば画面上で紹介先等必要情報を事務が別室でも確認でき、M-INT上の画面確認でコスト入力も可能なため、患者様の会計呼び出しまでの時間も大幅に削減できた

④事務スタッフの意識向上

・それまでは手元に書類が届いたら保管、と「(スタッフにとって)受動的な業務だった」(富松事務長)

・M-INT上で事前確認ができるようになると、朝一番にチェックする習慣がつき、スタッフもより能動的に”情報を取りにいく”意識の変化が。「業務への向き合い方が変わりました」(富松事務長)

M-INT導入後の成果と今後の展望ー「医療現場全体が働きやすく」「まずは試しに導入してみて欲しい」

「M-INTを導入することで、医師の医療行為に限らない、院内全体で提供する『医療』の質が向上しました。

それが結果として患者様の高い満足度にも繋がりクリニック経営にも良い影響をもたらしています。スタッフのモチベーションも向上しました」と満足感を富松事務長は語ります。

「患者紹介の電子化はメリットはとても大きい」とした上で、「だからこそ、やはりどんどん導入医療機関やエリアを拡大していって欲しいですし、医療機関だけでなく訪問看護や介護の現場にも普及していって欲しい」と願う富松事務長。

 

「(訪問診療などに関わった経験から)訪問看護や介護の現場でも、訪問看護指示書やリハビリ指示書など、まだまだ紙ベースでやり取りする公的な書類が数多く存在しており、現場の方の業務を圧迫しています。医師に限らず、看護師や医療事務、作業療法士、ケアマネージャーなど、広義の意味で”医療”に関わる人たち全体が、より効率的に働きやすくなって欲しいと思います。新しいシステムへの抵抗は少なからずあると思いますが、まずは1度導入して試しに触ってみていただきたいですね」(富松事務長)


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